俳句『麦の会』on HatenaBlog

『麦の会』俳句結社。俳句雑誌『麦』を毎月発刊。

俳句雑誌『麦』2026年1・2月号(通巻875号)

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2026年もよろしくお願いします。

麦は2026年80周年を迎えます。

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俳句雑誌『麦』2026年1・2月号(通巻875号)

 

★「凍蝶」        対馬康子(5句)
 

凍蝶の剥落こぼす星であり

 

★特別作品(各10句〕

 

 「卒業」         八木邦夫 

混声四部「翼をください」卒業す

灯火親し物理学者の長き舌

 

 「雨がこわい」      中山宙虫

 

無駄に笑う人生かぼちゃただ太る

紙製の故郷まるめて放る霧

 

​★地熱深耕   地熱集より対馬康子選
 
敗者にも勝者にも見え茄子いびつ   田中朋子

死の近き銀河や蛸が足を喰う     坂田晃一

鳩笛や水瓶を樹の下に置け      草 俊風

 
​★踏生集   同人自薦作品5句

 

​★原生林(俳句教室)  斉田 仁 選


 川音や桶に納まる今年酒       山内智子

 
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
 
​選者   赤峯友子

テーマ「足」
 
足つぼをほど良く押している夜長   田中朋子

蜻蛉の駅に降り立つハイヒール    対馬みつ子

両足はきっと花野の遺失物      尾内以太
 
その他
 
 
♫見本誌(無料)を進呈しています。♫

下記へお申し込みください。

〒343-0026
越谷市北越谷3-12-6 藤井方 麦の会発行所
 
メールでのお問い合わせ(見本誌含む)
中山宙虫
sorandatte.dayo@ymail.ne.jp

 

 

俳句雑誌『麦』2025年12月号(通巻874号)

俳句雑誌『麦』2025年12月号(通巻874号)

 

★「コンビナート」        対馬康子(5句)
 

コンビナート錆の光を吞む月夜

 

★特別作品(各10句〕

 

 「香港加油ほんこんがんばれ)」  笠井亞子 

組み上がる足場は竹ぞ熱風裡

月餅に刻印深き良夜かな

 

 「結ぶ」             川守田美智子

 

結び目のそれぞれの貌雁渡し

秋渇きちょうちょう結びがほどけ逝く

 

​★地熱深耕   地熱集より対馬康子選
 
秋燕の消え行きし空父系の血     林 厚夫

草紅葉孤独も佳けれ痩せ雀      上田昭子

終戦の日や靴底に噛む小石      梅木俊平

 
​★踏生集   同人自薦作品5句

 

​★原生林(俳句教室)  斉田 仁 選


 プラトンの書く死の定義炎暑かな   和田 颯

 
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
 
​選者   武内杉菜

テーマ「形」
 
「形而上」追って触れぬままの秋日  涼木 鞠

サヌカイト冬の形に割れにけり    松田寛生

秋の空声の全部が形容詞       森田千技子
 
その他
 
 
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「麦の会」各地の句会案内(2025.11現在)

『麦の会』の句会が各地で行われています。
興味のある方、気軽におたずねください。

 

麦の会月例句会
第2日曜日 13時~ 新宿区住吉町生涯学習
連絡先 笹木 弘(042-364-3506)

東京研究会
第1木曜日 13時~ 世田谷区北沢地区会館
連絡先 内藤信男(03-3414-3369)

樫の木会
第2木曜日 13時~ 吟行会(神奈川)
連絡先 望月哲土(08040663718)

かもめ俳句会
第4火曜日 13時~ 横浜市かながわ県民センター4F

なかむら俳句会
第2木曜日 13時~ 名古屋市中村生涯学習センター
連絡先 松末充裕(052-851-2467)

麦秋田樏句会
第3土曜日 13時~ 秋田県井川町環境改善センター
連絡先 森田千技子(018-874-3229)

徳島藍の風俳句会
第2土曜日 13時~ 徳島市阿波おどり会館
連絡先 美馬順子(088-653-1534)

虹の会
第2火曜日 13時~ 川口市幸栄公民館
連絡先 竹下潤子(048-296-7723)

うろこの会
第2土曜日 19時~ 銚子市愛宕町青年会館

彩の会
第2金曜日 13時~ 越谷市北越谷地区センター
連絡先 越川ミトミ(048-991-8679)

船橋句会
第3土曜日 12時半~ 船橋市中央公民館
連絡先 小野富美子(047-445-3364)

松の会
第3日曜日 14時~ 流山市北部公民館
連絡先 北條義毅(047-155-0349)

穂の会
第3土曜日 13時~ 川崎市新百合トウェンティワンホール
連絡先 上田昭子(044-944-8905)

花林檎俳句会
第2火曜日 12時半~ 船橋市二和公民館
連絡先 八木邦夫(047-449-4488)

大分麦の会・吟行句会
第3金曜日 10時~ 吟行会(大分県
連絡先 東 圭子(097-551-5388)

ゆりの木句会
第4土曜日 13時半~ 川崎市日本女子大西生田生涯学習センター
連絡先 水流京子(044-811-5985)

一木会
第1木曜日 13時~ 大田区消費者センター
連絡先 新川万里(03-3776-5527)

麦・川添句会
第Ⅰ木曜日 10時~ 大分市川添公民館
連絡先 赤峯友子(097-529-2388)

木蓮句会
3木曜日 13時~ 文京区日本女子大桜楓会館
連絡先 角地令子(03-3904-8005)

芳康句会
江東区総合区民センター

 

江東句会
第4日曜日 13時~ 江東区富岡公民館
連絡先 五十嵐秀山(080-6779-0387)

 

すみれ句会
第2土曜日 13時~ 大田区立洗足池図書館

連絡先 五十嵐秀山(080-6779-0387)

 
麦メール句会
夏雲システムを利用)

参加申し込みお問合せ先  坂田晃一

メール muikukai@gmail.com

 

小麦句会(ブログ利用インターネット句会)
毎月1日・15日投句締切 

連絡先 問い合わせメール(soranmugi-oomugi2017@yahoo.co.jp)
 
※2025年11月現在の句会の状況です。

俳句雑誌『麦』2025年11月号(通巻873号)

俳句雑誌『麦』2025年11月号(通巻873号)

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★「なでしこ」     対馬康子(5句)
 

黄落にマリアは眠る崖の上

 

★特別作品(各10句〕

 

 「大落し」        越川ミトミ

春の夜の夢路を辿る宇宙船

家族になろう白桃のひとりごと

 

 「瀬戸内」        田中朋子

 

手が届きそうな波音風秋意

巨大煙突瀬戸内の月の舟

 

​★地熱深耕   地熱集より対馬康子選
 
蟬いまだ内蔵という沈黙を      尾内以太

抜け殻はわたしの容かたつむり    田中朋子

戦記読む螢が寄って来る闇夜     大槻泰介

 
​★踏生集   同人自薦作品5句

 

​★原生林(俳句教室)  斉田 仁 選


 アフタヌーン・ティー重たげな薔薇よ 三池 泉

 
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
 
​選者   野川 京

テーマ「仮」
 
朝まだき仮の色して夏灯       草 俊風

仮の名の日記の余白流れ星      川守田美智子

仮免のままの一生水葵        上田昭子
 
その他
 
 
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俳句雑誌『麦』2025年10月号(通巻872号)

俳句雑誌『麦』2025年10月号(通巻872号)f:id:hihikuma2020:20250930125342j:image

 

★「星屑」        対馬康子(5句)
 
蟬しぐれものの影から暮れてゆく
 

★特別作品(各10句〕

 

 「夢幻泡影」        小野富美子

セピア色なる夏の夢幻の日

陸見えて来しが冬海の吞む水葬

 

 「慟哭」         岡崎久子

 

青空を抱いてしだるる糸桜

ため息も煮込む独りの牡丹鍋

 

​★地熱深耕   地熱集より対馬康子選
 
鬱屈の沼が自画像夏の森     望月哲土

晴れわたり水は新樹をかけのぼる 笠井亞子

銃眼より見し白シャツの人の群れ 岩崎 好

 
​★踏生集   同人自薦作品5句

 

​★原生林(俳句教室)  斉田 仁 選


 どの昔より緑蔭の洗濯機     早川浩
 
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
 
​選者   坂田晃一

テーマ「破」
 
破調にも美は在り夏の指輪にも    涼木 鞠

初螢「また、ちかぢか」と言ったのに 中村せつ

定型を突破してゆくかたつむり    小田 笑
 
その他
 
 
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『収穫祭』第1位作品(令和7年度)

麦『収穫祭』第1位

 

グーテンベルクの肺活量   尾内以太

 

菜の花はフランス装の詩集かな

春の風二ページ分を読み捨てる

うららかにひねりだされる人工語

どうだんのはな保育士は朗読す

ぶらんこをとびおり中つ国へゆく

積読の書籍を風呂へ小鳥の巣

原作は鶯餅の上下巻

春の風邪よみたい無料記事はある

梅雨晴の図書館を突く三輪車

古書店の二階へ揚羽蝶つどう

歩く辞書辱暑の紙は手に鳴りて

早苗田のうらがわという発禁書

「この人を見よ」を水着に挟みけり

金魚という枕頭の書の吐息かな

記録より記憶へ響く滴りは

さわやかに鳥のかたちをした書物

全歌集の三つ編みしおり星流る

閉じられる絵本へすべりこむ小鳥

蛇穴に入る仮名がけは読める児も

掌編の結末へ触れ赤とんぼ

うろこ雲推薦図書を買いそろえ

柿熟れて音は活版印刷

月光を濡らしとびだす絵本かな

スピノザの書簡を握る黄落期

冬館あしおとはみな隠喩なり

冬ざれておのずとひらく鈍器本

動詞はさざんかのしろと散り急ぐ

よみきかせの道づれはぐれ浮寝鳥

しろい息最終章は黙読す

 

 

俳句雑誌『麦』2025年9月号(通巻871号)

俳句雑誌『麦』2025年9月号(通巻871号)

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★「天女」        対馬康子(5句)
 
たとえば声蓮の花芯の深みにて
 

★特別作品(各10句〕

 

 「蟬の木」        森田千技子

現世の酸化始まる青すすき

ぱらぱらに老いてパプリカの赤の艶

 

 「初夏が吹く」      戸塚いさ子

 

果てしなくはぐれ帰雁の声止まぬ

雪しろや昭和はもっと温かい

 

​★地熱深耕   地熱集より対馬康子選
 
散る花に彌陀の請願あり得べし  頼澤 博

街なのか朧おぼろは僕なのか   中山宙虫

永日のどこかに潮を引く力    村田珠子

 
​★踏生集   同人自薦作品5句

 

★第69回麦作家賞(令和6年度)受賞第1作(各20句)

  

「在りし日」              岡崎久子

 

千の音潜ませキャベツ千切りに

在りし日の椅子そのままに冬帽子

 

「夏の夜の」              鋤柄杉太

 

不確かに濡れ円形の春がゆく

時計みな過去を追いかけ夏銀河

 

★第41回麦新人賞(令和6年度)受賞第1作(20句)

 

「橋の町」          坂田晃一 

 

目の縁のラメ濡れている蛍の夜

まだ畳み置きたき未来サングラス

 

★令和7年度「収穫祭」第1位

 

「グーテンベルグの肺活量」  尾内以太  

 

​★原生林(俳句教室)  斉田 仁 選


 放牧の牛の視線や夏雲立つ  生野義晴
 
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
 
​選者   赤峯友子

テーマ「士」
 
策士策に溺れ身の透くかたつむり 竹下潤

五月三日兵士の要らぬ日々の事  平原ひろこ

点滴の雫や夏富士横になり    松田寛生
 
その他
 
 
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