俳句雑誌『麦』2024年3月号(通巻855号)
★「竜紋」 対馬康子(5句)
凍空や砂に竜紋見え始め
★特別作品「ひまわり畑」 草 俊風(15句)
木蓮の花の開きてほうと鳴く
海猫の曳かれるように沖へ飛ぶ
寒き夜は寝袋そして文庫本
★地熱深耕 地熱集より対馬康子選
月光か木霊か木の実降り止まず 梅木俊平
茶の花の清しき大地生き延びよ 角地令子
願わくば来世は男蒲団干す 越川ミトミ
★踏生集 同人自薦作品5句
★原生林(俳句教室) 斉田 仁 選
吉四六さんが見ているような秋の空 生野義晴
★誌上句会・・・四人の選者が交代で読む・選ぶ
選者 東 圭子
テーマ「屑籠」
屑籠からじっと真ん中枯木立 井川春泉
埋め立てという大き屑籠冬怒涛 小野富美子
屑籠へ遠投決めて日向ぼこ 上田昭子
その他
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中山宙虫
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